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Selenium3のロードマップ

2014/02/11 8:16 に Nozomi Ito が投稿   [ 2016/03/25 9:46 に更新しました ]
[翻訳] 伊藤

Selenium2がリリースされたのは2011年の7月。それから実に2年が経った。Selenium2の主要なバージョンアップであったWebDriver APIは今やW3C標準の基礎となり、Google、Mozilla、Operaによる実装とサポートが行われている。公式にサポートされているJava、C#、Python、Ruby、JavaScriptのリリースは34におよび、コミュニティはPerlやPHPなどの言語バインディングを提供している。コードの修正をした人は57人におよび、数えきれない人がオンラインのフォーラムに参加し、手助けやアドバイスを行っている。

そのような状況の一方で、世界はどんどん進歩し、今やSeleniumプロジェクトが未来の方を向くべき時が来た。現在私たちはSelenium3に向けて開発を進めており、そのように宣言できることをとても嬉しく思う。

私たちは、Selenium3を「ユーザーに焦点を合わせたモバイルとウェブアプリケーション向けのツール」にしようとしている。

これはどういう意味か?モバイルのユーザーにとっては、既存のWebDriver APIをモバイル向けに拡張している多くの異なるプロジェクト間の互換性を高めるために、Seleniumプロジェクトがテストスイートをホスティングするということだ。Appiumios-driverselendroidなどのプロジェクトの開発者たちが、このテストスイートの実現のために作業を進めることになる。

私たちはまた、Seleniumのバックグラウンドのテクノロジーを、できる限り安定した有用なものにする作業を進めている。そのために、Selenium3では、初期のSeleniumコアの実装による実装を削除し、その結果Selenium RCのAPIを非推奨とすることになるだろう。古いバージョンのものは独立したダウンロードとして入手可能だが、極めて緊急度の高い修正を除いて開発はストップする。Selenium RCのAPIは、内部でWebDriverを利用した実装をまだ提供するので、現在あるテストを動かすことは依然として可能だ。しかし、今こそ、これらのテストをWebDriver APIを直接利用したものに移行する時ではないだろうか。

Selenium IDEからテストをエクスポートしてHTML形式のスイートを実行している利用者には、それらのテストを実行できる別のランナーを提供するつもりだが、それらはメインダウンロードで提供されるのと同様、内部でWebDriverを使った実装になるだろう。繰り返しになるが、これまでの実装のものをダウンロードすることは今後も可能だが、3.0がリリースされればそれらの開発はもはや活発には行われない。

現在の計画では、今年のクリスマスまでに3.0の配布を開始するつもりだ。とても楽しいことになるはずだ。


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